2011-03-07 心筋梗塞の顛末⑥
_ 退屈
すると、退屈で退屈でしかたがない。
救命病棟の面会時間は午前中1時間だけだから
三里は毎日来てくれるけどすぐ帰っちゃうし。
本を読むのはいいが、あっという間に読み終わってしまう。
PCをWiMaxでネットに接続できて
ネット越しの仕事も可能にはなったが、
薬のせいか、集中力が持続しない。
_ 不満
不満はたくさんあった。
居場所も姿勢も限られているので、あちこち痛くなる。
特に、肩は酷く凝った状態が続いていて辛い。
ずっと風呂に入れないので体が臭うような気がするが、
蒸しタオルで拭く以上のことは許されていない。
朝、夜明けとともに起床するのはかまわないが、
外気を吸えるわけではないので清々しくもない。
早起きしても、一日中、何もすることがない。
昼間、することがなくてウトウトするので、
消灯後はずっと眠れない。
救命病棟なのに、患者同士の話し声がやたらとうるさい。
_ 看護士さん助けて
三度の食事が楽しみなイベントになるが、
メニューは哀しくなるほど簡素。
心電図を取りに来る看護士さんが誰なのかで、
半日の気分が変わったりするくらい、
入院患者は退屈してるんです。
待遇を少し考えてほしい。
[ツッコミを入れる]