2011-03-04 心筋梗塞の顛末④
_ 手術直後
2/21(月)深夜。手術直後、救急救命室のベッド。
まったく身動きが取れない。
三里が来てくれたが、患者は手術前より元気がない状態。
痛めつけられた感じで、疲れきってしまった。
なんだか、本当に死にそうな気がしていた。
_ ポンコツ
「ボク、ポンコツだった」と漏らす。
ずっと、自分の身体には自信があった。
愛車のPorsche928同様、年式は古いが造りは頑丈で優秀、
細かいパーツにガタは来ても基本性能は新車に負けないぜ、
という気概でやってたのに、
エンジンに相当する心臓がダメだったと判明したので。
_ 結婚
「結婚は待って。お別れも考える必要が」とも。
齢の差のことはお互い了解していたにしても、
心臓に問題があってどうなるかわからないのでは、
一緒に暮らしていく彼女の負担が大きいと考えて。
介助のために結婚、という感じになるのが嫌だった。
三里には「今は治療に専念して」と諭された。
_ 母さんに
実は、「近いうちに結婚するかもしれない」と、
年末に母さんに電話した際、伝えてあった。
昨年の秋ごろから、
僕が実家にろくに帰らないことを三里に叱られていて、
「結婚して、お母さんを呼んで、一緒に暮らそうよ」と
言ってくれていた。
そう遠くない将来、そうするつもりだった。
_ スケジュール
予定ではプロポーズは3月1日、三里の誕生日。
先方の両親に合い、3月末には会社が休みになるから、
そのときに鴨島に帰って母さんに引き合わせる。
そういうスケジュール感だったんだが・・・。
_ 一ヶ月の猶予期間
「誕生日を一ヶ月遅らせて」とお願い。
その間にあれこれ考え直すことに。
とにかく、この心臓がどうなるかが問題だ。
日常生活に支障を来たすようなら、
本当に結婚は諦めて別れるつもりだった。
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