mano.cat Diary


2011-04-25 うまくいかない

_ 三ケ日霊園

民営霊園を見に行った。

車で1時間ほどかかった。

Webの写真では湖畔で見晴らしがいいと感じたが、

実際には高速道路の脇にあって、

遠くに湖が見えるだけの寂しい山の斜面。

管理事務所がプレバフ小屋で、

下手な手書きの立て看板。

荒れた印象だった。

_ ダメだ

石材店が指定だったのも気になっていたので、

今日はその話(見積もり)も聞くつもりだったが

現地を見た段階で「ダメだ」と感じて帰った。

こんなところに母さんを眠らせられない。

_ いまさら

帰り道、「死んでから何をやってるんだ」と

自責の念に駆られて泣いた。

今更一所懸命になっても、母さんには届かない。

間に合わなかったことが悔やまれてならない。

_ 喧嘩

霊園を見に行く前、三里と喧嘩した。

きっかけは「太ったら別れる」とか

くだらない話題だったんだけど、

案外、根が深い気がする。

ムスッとふてくされた顔の彼女と

一緒に出かける気になれなかったので、

彼女は家に帰し、霊園へは独りで行った。

時間が経つにつれて、気持ちが荒んできた。

_ 独りで生きるべき人間

僕は独りで生きるべきなのかもしれない。

年齢差のこともあるし、

もちろん心臓のこともある。

そもそも僕は、一緒にいる人を

幸せにしてあげられる人間ではないと思う。

思いやりに欠け、優しさに欠ける。

一緒にいると、不幸にしてしまう。

_ 僕がしてあげられること

やはり、僕から別れを切り出そう。

彼女にしてあげられることは、

それくらいしかない。

母さんには、何もしてあげられなかった。

三里を不幸にして後悔しないために、

僕はすぐに動かなければならない。


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