アントニ・ガウディの才能をいち早く見出し、彼を世に出したのは、富豪エウセビ・グエル。経済活動だけでなく、文化・政治の分野でも活躍した。
グエル邸、グエル別邸、グエル公園、コロニア・グエル教会等、自分のかかわる建築物の設計にガウディを採用し、それまで小物しか手がけていなかった彼を、カタルニアを代表する建築家に育てた。
よき理解者・パトロンとしてグエルの存在がなければ、進歩的過ぎたガウディの建築設計は形を見ることなく埋もれていたかもしれない。
ガウディの建築の多くを飾る破砕タイルの華麗な色彩は、主として協力者ジュジョルによるもの。彼の優れた色彩感覚なくしてガウディの建築は完成し得なかった。
ガウディと施主達がもめたため建設工事が中断したカサ・ミラを完成させたのはジュジョルである。バルコニーの欄干など、実際の制作も行っている。
カサ・バトリョやグエル公園の建設にもかかわった。
ジュジョル本人も建築設計を行っており、小規模なものが多いが、ガウディの影響の見られる美しい造形が特徴である。
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