2016-04-07 気管支炎
_ 武くんの咳
沖縄あたりから、武くんの咳がひどくなった。
医療センターを受診したところ、
気管支炎になっているとの診断。
薬をもらって服用させていたが、
昨夜、帰宅したらかなりひどい状況で
ゼイゼイと喉を鳴らしている。
心配だからと三里が救急病院を手配し、
夜中ではあるが連れて行った。
既に服薬しているわけだから
あまりできることはない、との診断で、
とりあえず吸入だけ気休めのように実行。
その後、周期的に咳が出る武くんを、
交代で看病(抱っこするだけだが)。
ほぼ徹夜になり、ヘトヘトだ。
三里には、僕の風邪から感染した、
早く病院に行って治療しないからだと責められたが、
武くんの咳はその前からだったし、
僕は病院に行くほど重症でもなかった。
それに、そもそも僕は彼女から感染したと思うが。
ともあれ、くたびれた。
2016-04-14 喧嘩
_ 不機嫌な妻
家族三人とも風邪をこじらせ、
夜もよく眠れず、疲労困憊。
そういうストレスに弱い三里がキレ始め、
とうとう夜中に大喧嘩になった。
先月末あたりから、気にはなっていた。
何かというとつっかかってくるし、
僕が何をやっても必ず一言は不満を言う。
理不尽なことを言うので言い返すと、
毎回、怒気を含んだ喧嘩腰の返事。
実際、家に帰るのが嫌になったし、
家の中では不要な会話をしないよう注意して
なるべく顔を合わせないようにしたぐらい。
正直なところ、
もう、この人とはやっていけないのでは、
武くんのために一緒にいないほうがいいのでは、
と真剣に考えていた。
息子に対し父親への不満を漏らしたり
父親を馬鹿にする言葉を吐く母になってほしくないし、
いつもピリピリと機嫌の悪い母の下では、
武くんがおおらかに育たないだろう。
_ 大喧嘩
挙句の果てに、夜中に寝付けない武くんの前で
目を吊り上げて大喧嘩。
やはり、はっきり言っておくべきだと思い、
離婚したほうがいいのではないか、
お互いの存在が、
単にストレスの種になっているのではないか、
一緒に暮らす意味がないのではないか、
こんな家庭では武くんがかわいそうではないか、
と話した。
離婚するなら、武くんの記憶に残らないよう、
なるべく早いうちのほうがいい、とも。
最初はまるで聞く耳を持たなかったが、
「離婚する気はない」と。
それでも、即答しないできちんと考えてほしい、
と話して寝た。
どうなるにせよ、
離婚届は用意しておこうと思う。
2016-04-16 とりあえず
_ 納得できないが
正直なところ、あまり納得できないが、
「言いたいことを言ったらすっきりした」
とのことで、謝罪の言葉があった。
とりえず離婚はしないことにする。
が、抜本的な解決ではないと感じる。
武くん第一に考えるのはいいが、
そのせいで夫婦がお互いに尊敬し合えず
小馬鹿にするような態度で接するのであれば、
親として一緒にはいないほうがいい。
やはり、いつでも別れる腹積もりはしておく。
もともと、ひとりだったんだし。
2016-04-29 散歩
_ 花鳥風月を愛で
武くんを連れて、佐鳴湖公園を散歩。
強風であまりゆっくりできなかったが、
武くんは終始上機嫌。
風の音や顔に当たる感覚が好きなようで、
強烈な風の中で
最高の笑顔を見せてくれる。
花も鳥も好き。
そのまま、自然が好きな子どもでいてほしい。
世の中に、美しいものがたくさんあることを、
その美しいものを美しいと感じる心が
自分の中にあることを、知ってほしい。
心の美しい人を愛し、心が美しい人に愛され、
まっすぐ育ってください。
_ 不自然
夫婦で出かけたりはするが、
少なからずぎこちない。
僕は、余計なことを言わないよう気を遣う。
何を言われても反論せず、
もう自分の意見は言わないことにする。
議論は無駄だ。
機嫌の悪さで喧嘩腰になる相手、
僕を頭からダメ人間だと馬鹿にしている相手に、
論理は通用しない。
僕の意見は通らないとわかっているから、
最初から何も言わないほうがいい。
黙ってやり過ごし、言われたことはやり、
自分のことだけは好きなようにやる。
そうするのが、たぶん一番いいんだろう。